理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

日本の特許庁での分割出願の動向(2019年12月初め現在)

Hidetaroさんに教えていただいた日本の特許庁での一連の動きについては、(仕事が多忙で落ち着いて読む余裕がなかったので)年末年始に読んでみたいと思います。 ■2018年6月になされた分割出願の審査情報を閲覧するには、以下の画面から次のように辿ります。…

DORAさんのYahoo!ブログも無事移行されました

DORAさんによる「DORAのブログ」は、STAP細胞問題については、様々な指摘、材料を提供されていたことは、周知の通りです。 Yahoo!ブログ廃止に伴い、このまま記事が失われてしまうのはあまりに惜しいものですから、DORAさんにご相談したところ、現在のライブ…

yahoo!ブログから引っ越し完了しました

ご無沙汰しています。 yahoo!ブログの完全廃止が来週の12月15日に迫る中、やっと移行作業を済ませました。 コメントは直接は移行できていませんが、別途、すべての記事を、「記事本文+コメント」でまとめてPDF化しました。 本当は、移行した記事ごとに、上…

ブログの引っ越し予定

Yahoo!ブログの投稿、編集ができるのも、本日で最後となりました。 コメント欄も含めて移行できる先は、FC2ブログしかありませんが、各記事あたり直近の20件しか移行できないのだそうです。 https://blogs.yahoo.co.jp/michiru_photo/38002375.html?__ysp=44…

米国のSTAP特許出願は2件とも、拒絶査定

残念ながら、米国の特許出願は2件とも、拒絶査定が出ていました。 それぞれ、4月18日付、3月29日付です。 ○USPTOサイト(PublicPair) ①ハーバード大B&W病院/V-CELL社による出願 14/397080 とアプリケーションナンバーに入力し、imagefilewrapper タ…

Yahoo!ブログから他ブログへの移行方法/保存サイトの試験的開設

■ Yahoo!ブログが12月に廃止されることに伴い、どこかのブログに移行しなければなりませんが、現在の告知では、4つのブログへの移行ツールを用意するとあります。 https://promo-blog.yahoo.co.jp/close/index.html しかし、コメント欄は移行できないと…

改めて想起される、ES細胞による再現実験をしなかった桂調査委の不合理さ

今日のニュースで、診療中のわいせつ行為の疑いで起訴された男性医師に対する無罪判決のことが報じられていました。 ◎「胸なめられた」は“麻酔覚醒時の性的幻覚”か DNA鑑定にも疑問…男性医師に無罪判決 https://www.fnn.jp/posts/00427330HDK これを見て、…

【補足:分割出願の効用】日本でのSTAP細胞特許出願が分割出願により継続されていた

特許の実務は難しくて、理解しづらいですが、それでもネットで探っていくと、今回の分割出願の意味がなんとなくわかってくるような気がします。 多数のサイトで解説されていますが、2つのサイトをご紹介しておきます。 分割出願のメリットはいろいろあるよ…

日本でのSTAP細胞特許出願が分割出願により継続されていた

hidetarouさんから教えていただきましたが、確かに、日本の特許庁で分割出願がなされていました。 出願番号は 2018-117481 ですが、元の出願サイトに、「分割出願」のタブがありますので、そこから辿れます。 ■ それで、これはこういうことのようですね。 昨…

4 STAP細胞問題基本資料・総合リンク集4(2018年12月現在)...

■桂調査委報告関係(2) 【FES1に関するマウス系統の齟齬について】 ○佐藤貴彦氏「F E SI は本当にF E S Iだったのか」(『STAP細胞 事件の真相』より抜粋) ○和モガ氏「STAP細胞事件」-ES細胞FES1の再調査について理研への要望書 ①要望書提出(2018.6.30) …

明けましておめでとうございます―備忘的に数点

明けましておめでとうございます 今年もよろしくお願いします。 いくつかメモっておきたいと思います。 1 情報公開関係 Ooboeさんとhidetarouさんには、結果をご紹介いただき有り難うございます。 ■共同研究協定書の件 >理研より連絡があり、共同研究の規定…

STAP細胞研究は「国際共同研究」として自己点検委報告に明記されている ー共同研究協定書「不存在」回答はおそらく別の理由

楠本英正さんが、「がんばれ~~」のサイトにアップされている情報開示請求結果の文書をみると、理研とハーバードとの間の、STAP細胞に関する共同研究契約、協定などはなかったとの「不存在」との回答になっています。 その理由がどういうものか、いくつかの…

『DORAのブログ』STAP細胞問題関連記事一覧(2)

続き) 129B6F1ES1のB6ホモ領域について(その... 129B6F1ES1のB6ホモ領域について(補足... (3) 129B6F1ES1のB6ホモ領域について。 小保方氏を罪に陥れようとした人たち。 『ntES BOX Li』はGOF-ESではない... (1) 抗がん剤「オプジーボ」 言ってるこ…

『DORAのブログ』STAP細胞問題関連記事一覧(1)

DORAさんの『DORAのブログ』は、STPA細胞問題について様々なご指摘、情報提供をされており、同問題に関心のある皆さんにとっては、大変有益なサイトです。 https://blogs.yahoo.co.jp/nx3262p0yz057j 他方、過去の関連記事を遡って探すのが大変だものですか…

研究成果有体物取扱規程は、規定内容に混乱があるのでは?ー定義と合わない条文

研究試料の移動に際して関係してくる、研究成果有体物取扱規程について、見てみました。 ■情報公開請求制度は、現行の手続き規定に則って作成され、保存されている情報を請求対象にするものですが、研究試料の管理・移動に関する情報の基本となるのは、文科…

「第八章 桂調査委員会報告書の矛盾」ー佐藤貴彦氏『STAP細胞 事件の真相』より抜粋

佐藤貴彦氏の2番目の著書である『STAP細胞 事件の真相』(2016年12月14日刊)は、文字通り事件の真相に迫るものだと思いますが、そのうちの第八章に、「桂調査委員会報告書の矛盾」という章があります。 和モガさんの記事とともに、STAP細胞事件を考える上で…

理研を揺るがしているであろう和モガさんの再調査要請/欧米での特許出願の状況

和モガさんの再調査要請の件と、米国とEUの特許庁での審査状況についてです。 1 和モガさんの再調査要請の件 和モガさんのブログで、理研コンプライアンス部門に、『「STAP細胞事件」の真相』との一連の疑念をまとめた資料を送付して、改めて再調査要望を出…

学さんへ ー情報公開請求の活用の件

実験ノートの情報公開請求については、Ooboeさんのパートナーさんへの不開示理由書にあるように、重層的な理由を示していて、一般論としては合理的だと思いますが、調査委員会の調査に関しての情報公開請求によれば、ある程度はわかってくる面はあるのではな…

「キメラマウスのホルマリン漬け」と「胎盤の切片」の帰属の問題

キメラマウスのホルマリン漬けと、胎盤の切片のプレパラート という重要試料の帰属の問題についてですが、 > 「アホかいな」さん ********************************* 胎盤のプレパラートはハーバードのものというのは誤認…

【補足】【再論】若山氏の実験ノートと情報公開との関係

>「アホかいな」さん コメント欄でのご指摘の通りでしょうね。 「1.」については、主として共著者以外の実験協力者のことを想定してのご指摘かと思いますが、任意で調査に協力したら、情報公開されてしまうのではたまらない、ということですね。それはまっ…

【再論】若山氏の実験ノートと情報公開との関係

Ooboeさんには、実験ノートの不開示決定理由書の概要紹介を有難うございます。 実験ノートと情報公開請求上の扱いについては、以前、DORAさんの情報公開請求結果のご紹介を受けて、記事を2点書いたことがあります。 https://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt2/1…

実験ノート・試料等の研究成果物の帰属の問題から来るSTAP問題理解の難しさ

小保方氏の研究データの公開の話については、以前、テーマとして議論したことがありました。 小保方氏に実験ノートを始め、データの公開を求めても難しいという点について、改めて、概要を整理しておきたいと思います。 この問題がややこしいのは、次の事情…

小保方氏の『あの日』の朗読版が発刊! ―翻訳版の発刊も是非!

コメント欄でYakさんからご紹介いただいたように、小保方さんが、手記の『あの日』を全編朗読したものが、Amazonのaudibleから発刊されました。 サイトはこちらになります。 audibleはAmazon傘下のオーディオブックの制作・配信をしている米国企業で…

(続き)OoboeさんへーFES1の「出所/取寄せ経路」の件ですが・...

>楠本英正さん、Ooboeさん コメントはすべて拝見しています。まとまった時間がとれないので、また余裕がある時にコメントさせていただきます。 複数の論点が交錯して議論されているように思いますので、いずれ整理してみたいと思います。 ・・・と言いつつ少…

OoboeさんへーFES1の「出所/取寄せ経路」の件ですが・・・

Ooboeさんがコメント欄で解説された内容を一通り、拝見しました。 それで、様々な内部資料を情報公開によってシェアしていただき、私も含めて多くの皆さんの検討の材料として提供していただいているOoboさんとパートナーさんにお伝えするのは心苦しいのです…

>阿塁未央児さん 解説とお答えをお願いします。

>阿塁未央児さん ツイッター拝見しましたが、 https://twitter.com/aruimiouji Zhao氏の論文について、>で、肝心なのは、とにかくどこにも「Oct4」なんて出て来ない……。とのことですが、それであれば、USPTOの拒絶理由が間違っていることになりますね。拒絶…

ハイデルベルク大の研究成果に関連して

■ハイデルベルク大の研究成果では、Oct4発現はなかったということは理解しましたが、大宅氏の記事も、Oct4発現はなかったということは、大野和基氏の解説を引用して、指摘してはいるのですね。 http://biz-journal.jp/2016/05/post_15081_2.html 「また、こ…

「阿塁未央児」さんからのご批判の件

「阿塁未央児」さんが、そのツイッターで、小生の前回記事(↓) ◎「米国特許庁の拒絶理由は、小保方氏の言う「STAP現象」を認めているのでは?-先行研究が あるから拒絶という構成」 https://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt2/18482850.html を批判されている…

米国特許庁の拒絶理由は、小保方氏の言う「STAP現象」を認めているのでは?-先行研究があるから拒絶という構成

STAP細胞に関する米国特許出願について、Oct4発現方法に限定した請求項に補正したものについての継続審査請求に対して、7月13日付で、拒絶理由通知がなされています。 finalではありませんので、今後、それに対して3か月以内に応答が必要ということのようで…

拒絶査定不服審判請求がなされました(6月20日付・日本JPO)

先ほど、日本の特許庁のサイト(J-PLAT-PAT)を見てみたら、やはり想定通りに、4ヶ月目ギリギリの6月20日付で、拒絶査定不服審判請求がなされていました。 J-PLATへの反映に2週間ほどかかったことになります。 内容は、請求項1だけに全文補正されて絞られて…