理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

BPOの9月会合議事録より・・・遅ればせながら・・

BPOの9月会合の議事録が公開されたことについては、既に各方面でご指摘があるとおりで、まだ継続審議ということのようです。 http://www.bpo.gr.jp/?p=8767&meta_key=2016#h_04 議事録といっても、最後の2行以外は最初から毎回同じで、それ以外の最後の2~3…

東大の研究不正の調査決定と、マスコミ、学会の役割について

「研究不正」とマスコミ、科学コミュニティの関わりについて書いてみたいと思います。 「研究不正」については、告発等に基づき、予備調査において調査する必要があると認めれば、本調査に移行して不正調査委員会を発足させ、慎重に調査の上、一定期間内に結…

含蓄がある一文を大隅理事長に寄せた海外の日本人研究者―改革委の「解体」提言を深く憂慮

念のため、理研改革委を批判した昨年のネイチャー誌の記事についての小生のブログ記事をご紹介しておきます。 http://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt2/16472184.html 「海外の研究者からCDB解体に反対する150通以上もの手紙が寄せられたが無視され、日本学術会…

東大の不正疑惑に関し、岸、塩見両教授は、対CDBと同一基準で所見を述べるべきである

■ 東大が、研究不正告発のあった6研究室、22本の論文の本調査に入ることを、今日(20日)発表したそうです。 http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092000603&g=soc 密接に関係のある組織なら、普通は、間髪をいれず声明を出すと思いますが、分子生物学会が…

【メッセージ】 木星さんへ

木星さんへ 暫く落ち込んでおられたようでしたが、また記事が復活したようで何よりです。安心致しました。 一連の騒ぎの中で、木星さんがブログでぽろっと書かれた、「小保方さんあっての私であり、私がいくら叩かれても関心を持たれない」という趣旨の短い…

STAP論文撤回過程の前代未聞振り、異様さ―組織内行為であれば懲戒処分必至

STAP細胞、幹細胞に関する2つの論文は撤回されたわけですが、その撤回過程は、それこそ前代未聞だったと感じます。最もおかしいと思うのは、共著者が撤回にサインした理由が、実際には間違っており、実際に、公表された撤回理由からははずされていたという…

BPOは、「NHK放送ガイドライン」も含めて直接の判断指針にし得る

9月12日に、テレビ朝日の「世田谷一家殺害事件特番への申立て」に関する委員会決定が公表されました。 http://www.bpo.gr.jp/?p=8750&meta_key=2016 BPOの決定は、裁判と同様に、「解釈と判例」の積み重ねで行われる筋のものですから(=シングルスタンダー…

相澤氏の検証実験論文とその扱い、意義について

理研は、桂調査委の調査報告をもとにして、研究員がネイチャー誌に投稿・掲載されたものを、HPで紹介しているほか(昨年9月24日付)、丹羽氏によるその検証実験結果についての論文も同様にHPで紹介しています(本年6月13日付)。 丹羽氏の論文は、最初に投稿…

東大の「研究不正」告発とダブルスタンダード

最近少し仕事が忙しいため、あまりまとまった記事が書けませんが、近々また書くようにしたいと思います。 とりあえず、書きたいことを挙げると、 ○東大の研究不正とダブルスタンダード ○相澤氏の論文の位置づけ ○論文撤回過程の前代未聞振りと「撤回」の位置…