2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧
今週の週刊新潮(2014.8.28号)の「『STAP細胞』とは何だったのか?」という科学者、サイエンスライターら5人の「本音座談会」の中から、気になった部分を抜粋しておきます。 ※ 5人とは、池田清彦、丸山篤史、榎木英介、竹内薫、緑慎也の各氏です。 ***…
ここで、少し話が逸れるが、重要な話だと思うので、触れておく。 1 若山氏のインタビューでの、胚注入時のES細胞との顕著な差についての証言 小保方氏採用に至る前の時点の経緯で、 「2011年11月 若山氏とキメラマウス作製に成功」 というものがあった。 こ…
続き ●ここで特任教授の話に触れたが、改革委提言が、意図してかどうかわからないが、小保方氏の採用ポストが、「准教授クラス」のポストであることを強調しているのは、明らかにミスリーディングである。提言では、次のように書かれている。 「小保方氏がPI…
改革委の岸委員長が、相変わらずの唯我独尊的に語っている。 http://dot.asahi.com/wa/2014081300030.html 以下、引き続き、理研改革委提言の理不尽さ、支離滅裂さを個別具体的に指摘する。 本来は、もっともインパクトの大きいCDB解体提言の理不尽さが主た…
補足 改革委の提言と記者会見の支離滅裂さについての補足として、以下の記者会見録を記録に残しておいたほうがいいだろうと思う。いずれ消えてしまうかもしれないので。この記事の末尾に掲載しておく(弁護士ドットコムより)。 http://www.bengo4.com/topi…
提言書の第二の問題は、その非科学的論法による断罪である。 上記の第一の問題とも関連してくるが、次に述べるように、STAP細胞・現象自体が捏造だという決めつけが、ここかしこに表れている。その有無を科学的に探究することを促すべきにも関わらず、STAP…
理研改革委の罪、万死に値する。そのことを書く。 いずれ、改革委のあまりのひどさについては、具体的に報告書の記述を示しながら、その理由を述べるつもりでいた。が、笹井氏の逝去で、すぐに書くことはためらいがあった。しかし、岸委員長の次の発言で、…
笹井氏が自殺されたとの報に接し、悲しく、そして残念でなりません。 ご冥福を心からお祈りいたします。 直接の面識はもちろんありませんが、4月の記者会見で、資料をもとにして、どのような質問にも冷静に答える姿には、心打たれるものがありました。 NHKス…