理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

再論:早稲田大の小保方論文調査委の詳細な調査認定ぶりと優れたバランス感覚

小保方氏に早稲田大での学位論文の扱いについて、その「条件付き取消」の時期が近づくにつれて、また議論がなされてくるかと思います。 本件については、以前、このブログ記事で書きました。 ◎「意外にも小保方氏の実質的潔白証明となった早大学位論文調査報…

笹井氏の証言(1)―須田記者『捏造の科学者』より

毎日新聞の須田桃子記者による『捏造の科学者』は、以前書評でも書きましたが、 http://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt2/16425107.html 笹井氏、丹羽氏、若山氏ら、直接の当事者への取材に対する生の回答、証言をそのまま載せてくれている部分がかなりあり、貴…

STAP細胞問題を論じる前提となる「複雑な構図」を理研はきちんと説明すべきである

皆さん読んでおられると思いますが、「一研究者・教育者の意見」ブログのコメント欄は、様々な方が様々なコメントしておられ、専門的議論は小生にはよくわからないものの、しばしば興味を惹くものがあります。 同ブログの6月27日付け記事(「早稲田大学が明…

小保方研究室が設置されたのは、若山研引っ越しから7カ月後だったことからの想像

理研の運営・改革モニタリング委員会報告書(2015年3月20日公表)の参考資料を読んでの気づきの点の続きです。 http://www3.riken.jp/stap/j/s9document30.pdf 今回は、小保方研究室が物理的に設置された時期に関連しての話です。 これは、2014年6月の自己…

理研の「特定国立研究開発法人」指定の件はどうなったのか?―すべてはそのための早期決着ではなかったのか?

今回の記事は、理研の「特定国立研究開発法人」指定の件はどうなったのか? という話です。 STAP問題に関して、当初、理研の方針が大きく迷走した大きな要因は、「特定国立研究開発法人」の指定問題でした。 理研が迷走したというよりも、文科省の思惑が先行…

砂川ひき逃げ事件から考える理研第一次不正調査委の捏造「故意」認定の牽強付会さ

昨年の4月になりますが、このブログ記事で、小保方氏の論文に関して、第一次の不正調査を行った石井調査委委員会の報告に対する小保方氏側の不服申立て却下決定について、その「改竄」「捏造」認定の誤りについて縷々書きました。 ○2 理研調査委の不服申立却…