理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

笹井氏のSTAP会見への非難にみる「科学者」やマスコミの「非科学性」

4月16日午後に行なわれた理研の笹井副センター長の記者会見がありました。 ◎笹井氏会見詳報(産経新聞) http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140417/waf14041710150012-n1.htm ◎笹井氏会見映像 http://sssinfoweb.net/douga/vyzzGgP0_rg.html …

小保方氏は、規程第15条第5項に基づき、権利としての再現実験実施を要求するのが最善策

小保方氏が弁護団を通じて、会見の補充ペーパーを出しました。 http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140414/wlf14041419380016-n1.htm http://www.mainichi.co.jp/pdf/20140414science.pdf(→本体のPDF:毎日新聞) 識者の中に依然として批判があり…

10月に出願期限が迫る国際特許出願を生かすためにも、小保方氏を加えて再現検証を大至急行なう必要がある

より大局的観点から、理研が視野に入れておく必要があると思うのは、STAP細胞に関する「国際特許出願」のことです。 これを活かすためにも大車輪で検証作業を進め、確実に各国審査請求手続きをする必要があるということです。再現検証の1年後に、 「やはりST…

理研が不服申立てを却下した場合に招来する非生産的、「悲劇的」事態

仮に、理研が早々に不服申立てを却下する決定をすれば、何が起こるでしょうか? 当然、決定的対立となり、小保方氏側の弁護人は、小保方氏の研究者生命の保持のために、最大限の措置を次々と講じることでしょう。「捏造」「改竄」認定は、研究者にとって死…

2月19日にNature誌に送った訂正依頼のメールを公開すれば、捏造の故意を否定する証拠となる

捏造の「故意」認定に関して、もう少し述べます。 小保方氏は、2月19日に、Nature誌に送った訂正依頼のメールとその添付画像の写しを調査委に提出し、一般に公開すれば、「実験条件の異なる学位論文の画像を意図的に使うことによる危険性を認識していたとい…

STAP画像「改竄」「捏造」認定の根拠が失われ、撤回・再調査は必須ー不服申立書と会見内容から明らかに

4月9日午後、小保方氏による理研調査委報告書に対する不服申立てに関する会見が行われました。2時間半に及ぶ長時間の会見となりました。 ○会見録(ログミーサイト) http://logmi.jp/10275 ○不服申立書(読売新聞より) http://www.yomiuri.co.jp/scienc…

はじめに/記事一覧/

Yahoo!ブログ廃止に伴い、こちらに引っ越してきました(2019/12/07) 【ブログ開設の趣旨】(2014年10月記) ブログ主は、文系人間で、本件専門家ではもちろんありませんが、STAP細胞に関する一連のマスコミ報道や、理研のSTAP細胞論文調査報告書、改革委提…

科学者や科学ジャーナリストに解説してほしいSTAP細胞研究についての質問

【2014/4/8(火) 午前 2:20投稿】 小保方氏によるSTAP細胞論文の問題点が指摘されたことで、STAP細胞の存在自体も疑問視され、仮説に戻ったかのように論ずる向きがあります。 私は、文系の素人ですが、しかし一連の報道をフォローしていて、なぜ、STAP細胞の…

理研STAP細胞調査報告書の「捏造」認定は杜撰に過ぎる―理研STAP細胞論文調査委員会報告への根本的疑問(3).

【2014/4/8(火) 午前 2:20投稿】 これまで、調査報告書への根本的疑問の続きです。前回は、「改竄」認定の不合理さについて書きましたが、今回は、「捏造」認定についてです。 疑問6 外部から指摘される遥か以前に自主点検により間違いに気付き差し替えたに…

理研STAP細胞調査報告書の「改竄」認定が不合理な理由―理研STAP細胞論文調査委員会報告への根本的疑問(2).

【2014/4/3(木) 午後 10:04投稿】 続き 疑問5 「改竄」というが、それによってどういう有利な「錯覚」を惹起し、「別の解釈」に誘導し得るのというのか? 調査報告書で最も中核となる問題は、画像の「改竄」「捏造」認定についてです。まず、「改竄」認定に…

1 理研STAP細胞論文調査委員会報告への根本的疑問ーあえて改めて小保方氏を擁護する

【2014/4/3(木) 午前 0:00】投稿 理研によるSTAP細胞論文の調査結果が、4月1日に発表されました。 一読して、その調査に根本的疑問を感じました。そして理研の対応は極めて拙劣だと思いました。 マスコミが一斉にバッシングを始めた時は、逆に怪しんだほうが…

【参考3】STAP細胞調査結果を受けた理研野依理事長ら会見録

【2014/4/3(木) 午後 8:26投稿】 産経新聞からです。資料として掲載します。 http://sankei.jp.msn.com/science/news/140402/scn14040211410004-n1.htm 【STAP最終報告】野依理事長「懲戒委経て厳正処分」 2014.4.211:39 調査委員会の報告書を受け、理化…

【参考2】STAP細胞論文共著者のコメント

【2014/4/3(木) 午前 0:59投稿】 【参考資料2】論文共同著者のコメント http://www.riken.jp/pr/topics/2014/20140327_1/ より。 下記アンダーライン部分を読めば、若山氏を除く3氏は、STAP細胞の存在を確信していることを容易に察することができますし、論…

【参考1-2】STAP細胞調査委員会記者会見録(産経新聞版)

【2014/4/3(木) 午後 8:35投稿】 産経新聞版です。 http://sankei.jp.msn.com/science/news/140401/scn14040113590005-n1.htm 【STAP細胞最終報告会見詳報】 2014.4.1 13:52 (10:30~11:00) 《新型万能細胞「STAP(スタップ)細胞」は本当に作れるのか…

【参考1】4月1日STAP細胞調査委員会記者会見録(毎日新聞版)

【2014/4/3(木) 午前 0:22 投稿】 (注)調査委員会の記者会見の質疑応答録が毎日新聞に掲載されているのみですが、重要資料である一方で、一定期間後には消えてしまいますので、記録として残すためにここに掲載しておきます。 【参考資料】 理研STAP細…

2 STAP細胞の件を、特許の視点からみると別の構図が見えてくる―再現実験と特許出願の精緻化を急ぐ必要

【2014年3月27日 午前 1:15投稿】 続き ●以上の一連の事実関係を踏まえれば、現在マスコミで報じられている内容は、全く十分なものではなく、このままいくと、国益にとって大損失になってしまう可能性があるのではないか?というのが、この記事で言いたい懸…

1 STAP細胞の件を、特許の視点からみると別の構図が見えてくる―再現実験と特許出願の精緻化を急ぐ必要

【2014年3月27日投稿】 STAP細胞の件は、特許の視点からみると、また別の構図が見えてくるような気がしますので、専門家ではありませんが、知財に関心を持つ者の一人として書いてみたいと思います。 STAP細胞の小保方さんの件は、ほとんどバッシングの嵐とな…

【番外】STAP細胞の小保方さんを敢えて擁護する(平成26年3月15日現在)

【2014年3月15日投稿】 <番外記事です> 新型万能細胞といわれる「STAP細胞」の存在を発表した小保方さんに対する風あたりが極めて厳しいものになっています。 以下の記事をみると、手のひら返しをする人たちもいろいろいるようですし、新聞や週刊誌の取り…