理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

>阿塁未央児さん 解説とお答えをお願いします。

>阿塁未央児さん

ツイッター拝見しましたが、

Zhao氏の論文について、

>で、肝心なのは、とにかくどこにも「Oct4」なんて出て来ない……。

とのことですが、それであれば、USPTOの拒絶理由が間違っていることになりますね。拒絶理由では、Zhao氏らの論文に、酸刺激でOct4が発現したことが書かれていることを以て、補正後の請求項の「ATP刺激によるOct4発現細胞の作製方法」というものは、新規性なしとされたわけですよね? その拒絶理由の記載は間違っていると言っておられるわけですか? それとも私の拒絶理由の理解が違っていますか?
 別に自信を以て拒絶理由を読み込んでいるわけではないので、勘違いがあればご教示下さいと、初めから書いています。

 拒絶理由について書いている記事本体の方には、何もコメントなく、「そういえば~」ということでハイデルベルグ大の研究に触れたことについて激しておられます。
 相当私のことを非難されていますが、記事本体のメインテーマである拒絶理由に書かれたZhao氏やHoke氏らの論文でOct4出現事例として(先行研究事例として)挙げられていることについて、科学の知見者として解説して下さい。拒絶理由の指摘が間違っているのか、私の拒絶理由の読み方が間違っているのか、どちらにしても、素人に分かりやすくご教示下さい。
 拒絶理由のZhao氏論文内容の記載が間違いだというのなら、特許が認められる可能性が出てきますね。

■それと、阿塁~さんは、次のようにも書かれています。

>癌細胞の研究の論文で、全く地味な論文。多能性幹細胞とかリプログラミングとか全く関係ない。
>つまり肝心要の論旨が、teabreak2さんの妄想の中にしかなかった、ということ。

 Zhao氏の論文は、「多能性幹細胞とかリプログラミングとか全く関係ない」のは当然でしょう。拒絶理由では、単にOct4出現事例として書かれているだけですから。そのことを紹介しているのに、妄想しようがないでしょう。

 それと、私は、ハイデルベルグ大の論文に言及したときには、以下のように、「多能性マーカーを発現する~」という言及です。多能性幹細胞とかリプログラミングとかの論文だというようなことは、思ってもいませんでしたし、言及してもいませんよ。
阿塁~さんは、私が、Zhao氏論文の細胞やハイデルベルグ大の細胞、そして「小保方氏のいうSTAP細胞」が、リプログラミングされた細胞だと理解していると思っているのですか? お答えいただけますか。

>「がん細胞に酸刺激を与えると、多能性マーカーを発現する細胞ができる」という点では、共通のような>気がしますが、どうなのでしょうか・・。

 どうも、ハイデルベルグ大の論文は、AP陽性を以て「多能性細胞」と形容したことが批判の種にもなっているのかな?とも今見て思いましたが、いずれにしても、ブログ記事本体のテーマは、補正後の請求項の「酸刺激により、多能性マーカー(Oct4)が出現する」という点に関して書いている中で、酸刺激により多能性マーカーが出現したという点では、マーカーの種類は違えども共通かな・・・ということで一言触れただけです。

 それが、ハイデルベルグ大の論文に触れ、大宅氏の記事を引用したということを以て、条件反射的に激昂しているような批判を延々書かれるのは、理解不能です。
 そもそも、大宅氏の記事で語っている大野和基氏がどういう方だか存じませんよ。権威に弱いも何も、そういう方がそういうことを言っているというのであれば、そういうことか・・・と単純に受け止めるだけです。
 阿塁~さんが、こう指摘していることを、そういうことかと受け止めるだけであるのと同じです。門外漢が、突っ込んで評価などしようがありませんから。
 私が権威に弱いのであれば、天下の理研が「ES細胞混入だ!」と判断した、というだけでひれ伏してますよ。元々理研はすごい世界的知性が揃っていると、日本人として誇りにも思っていましたし。

 別に人格者だと思ってくれなどと考えてもいませんが、記事本体とは全く関係ないところで、そういえば・・・ということで、がん細胞との絡みで触れただけなものを、なぜそれだけ延々と非難を書き連ねられなければならないのか分かりませんね。

 ハイデルベルグ大の論文に関心があってフォローしたこともありませんし、このブログでも取り上げたことはないはずです。
 やたらと、「科学的基礎を学べ」と言いますが、私は私の文系的視点からの関心事項に沿って、時間があるときに、書きたいときに書きたいことを調べて書いています。科学的基礎のことはわかりませんが、言っていることが矛盾してないか、論じられるべきことが論じられていないのでは?くらいのことは、分かりますよ(ものにもよりますが)。

■それから、コメント欄に投稿された「A」さんというのは貴方ですか?
 違っていたらすみませんが、趣旨内容やコメントの姿勢が共通しているように感じますし、オウム(真理教)のたとえを使うところも共通していますので。
 違っていたらご放念下さい。

 上記で解説とお答えをお願いした点、よろしくお願いします。

■ もうひとつ、ついでに、科学の知見者としてご教示ください。ブログ記事にも書きましたが、

「がん細胞か普通の細胞かを問わず、酸刺激によって、Oct4が発現した研究事例というのはあるのですか?」

 STAP細胞に関する特許出願をフォローしている者にとって、現時点ではその点が最大の関心事項です。
 おっしゃるような 「退行戦略」もなにも、それが特許として成立すれば、その先の多能性が確認される細胞を作製できる方法が見つかった場合、権利範囲に入ってくるということは、縷々述べたところですし、STAP細胞に批判的な栗原潔弁理士も指摘しているところです。そういうことは、ご存じかと思います。