理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

2015-11-23から1日間の記事一覧

6 【再論】早稲田大の小保方氏学位剥奪処分の不当性(6)―調査報告書の分析④.

C 「博士学位の意義に値する博士論文」 この表現は、2カ所で出てきます。 「(b) 本件公聴会時の義務違反 本件公聴会において、常田氏は、小保方氏の指導教員として、公聴会時論文の内容を適切に審査し、小保方氏に対し適切な修正指示を行うべきであった。そ…

5 【再論】早稲田大の小保方氏学位剥奪処分の不当性(5)―調査報告書の分析③

(5)報告書は、「小保方氏主張論文」が「小保方氏が真に提出しようとしていた最終的な完成版の博士論文である可能性は相当程度ある」と評価していること。 調査報告書には、いくつかの段階別に博士論文が峻別されており、書かれている評価がどの博士論文を…

4 【再論】早稲田大の小保方氏学位剥奪処分の不当性(4)―調査報告書の分析②.

(4)問題点とされた内容は、論文の根幹に関わるものではないこと。報告書は、論文の根幹部分については調査対象外としていること(ただし、実験の実在性は認定) 【1 本質的部分であるTissue誌論文には問題あるとの認識にないこと。】 「本件博士論文」(…

3 【再論】早稲田大の小保方氏学位剥奪処分の不当性(3)―調査報告書の分析①..

以下、調査報告書の内容を、改めて順次検討していきます。 (1)論文調査報告書の作成に当たっては、常田氏を除く審査分科会メンバーによる確認・精査の自主調査結果も踏まえたものとなっていること。 これは、冒頭の調査経緯からわかります(読みやすくな…

2 【再論】早稲田大の小保方氏学位剥奪処分の不当性(2)―総括②

(続き) 6 学位剥奪という研究者にとっての究極の不利益処分を行うためには、様々な「公正手続き(デュー・プロセス)」の観点から正当なものでなければならない。 (1)ペナルティは、その犯した問題の程度に応じて相応のものでなければならないという比…

1 【再論】早稲田大の小保方氏学位剥奪処分の不当性(1)―総括①

早稲田大の小保方氏の博士論文に関する調査報告書を、改めて全文読み直しました。 新たな発見もありましたし、私も少し誤解していたところもありましたが、緻密な構成と事実認定がなされていることを改めて実感しました。 それらに照らして検討すると、取消…