理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

STAP細胞についての特許出願の状況(2018.5.27現在)

 STAP細胞についての特許出願の状況について、ざっと眺めてみましたので、メモしておきます。
 WIPOのサイト と USPTOサイトPublicPair。出願番号 14/397080)から、手繰ってみました。

1 日本
 2月20日付で、Oct4発現細胞の作製方法というものに補正後のものを対象に、拒絶査定となっているわけですが、ハーバード側の動きとしては、拒絶査定不服審判請求+分割出願が予想されます。

 これは、4か月以内ですので、6月20日までが期限となります。あと3週間ほどですが、なかなか厳しい中、どうするのか注視されるところです。

2 米国
 昨年11月14日付で、補正+継続審査請求を行い、今年2月に宣誓書を提出して以降、特段の動きはありません。
 日本、豪州、ニュージーランドでの審査関係書類が提出されているのみです。

 「出願人は、撤回した論文とクレームの縮減可能性について協議し、審査官は、クレームの縮減具合次第で拒絶理由が解消されるかも知れないということに同意した。」
 
 という昨年6月の審査官との面談結果が、今後の判断に反映されるのかどうか、引き続き注目です。

3 欧州
 以下のサイトで動きが見られます。

 補正前のままですが、拒絶査定を考えているようで、3月20日付で、拒絶査定前の聴聞?的な「召喚」(Summons)が通知されていて、今年の11月7日と指定されています。
 欧州特許庁側の考えのポイントは、以下の書類のようです。

4 豪州
 3月20日付で、最初の拒絶理由通知を出しています。

5 カナダ
 4月20日付で審査請求がなされています。

 2月23日付で、2回目の?拒絶理由通知がなされたようです。USPTOに提出されています。