理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

「米国でもSTAP論文の不正調査が始まるぞ」という話はどうなったのか??


 ところで、思い出しましたが、桂調査報告書が出される前後から、「ハーバードでも不正調査が始まるぞ。米国の不正調査は表立ってはなされないが、日本のように甘くはないから厳しい処分になるだろう」という話が、盛んに言われていました。
 あの話はどうなったんでしょうか?? 今のところ、そんな話はこれっぽっちも出ていませんけれども・・・。


 ES細胞で捏造したというのであれば、一大不正なわけですから、ハーバード大なり政府の研究不正調査部局が、徹底した調査を行って結論を出し、処分がなされてもいいのではないでしょうか?
 しかしそれどころか、ハーバード大(B&W病院)はV-Cell社と組んで、多額の出願料と弁理士費用を負担して、次々と世界で国際出願を国内移行させ、成立を目指しています。
 不正の疑いが濃いというのであれば、そのようなコスト負担をハーバードがして特許手続きを進めることはできないでしょう。少なくとも日本の出願人は、依然としてハーバード大ですから、出願内容(明細書内容)が捏造の虚偽だということになれば、ハーバード大が刑事的に立件されることになる構図です。


■「前代未聞の不正だ」と公式の報告書で書き、「世界三大不正だ」と公式の記者会見でのたまった理研改革委の委員長以下の方々、そして、「ES細胞混入で説明でき、混入は研究者の常識から考えれば過失とは考えにくい」と限りなくクロ判定をした桂調査委員会の方々は(+駄目押しで、報告書内容を論文化して、ES細胞だとした研究者の人々)、米国で不正調査がなされないことについて、どういう見解なのか聞いてみたいものです。
 健忘症にかかってもらっては困ります。公式の報告書に書き、公式の会見で述べた事実と責任には、極めて重いものがあります。