理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

泣いても笑っても特許出願の可否はあと1か月半で判明―認容後の一連の検証機運の高まりに期待

 前回記事のコメント欄での自分のコメントが長くなってしまったので、こちらにまとめて、記事として再掲しておきます。Ooboeさのコメントに関連してのコメントです。

検証実験結果について、丹羽氏報告の「少数ながらOct4の有意な発現と結論した」との点、相澤氏報告の留保部分(「④ その他の検討」)、相澤氏会見での「制約」の存在とその論文での明記、海外学者の査読コメント・・・といった点については触れることなく、また、そもそも論として、若山氏が当初強調していたような生物科学における微妙な(意図せざる)実験環境の差による再現の難しさという点について、何も言及しない一方で、「検証実験では再現されなかった」ということのみを言い募るというのは、おかしな話です。
それに、Oct4が発現する例など他にもある、という指摘もあったかと思いますが、どういう例があって、それはどう解釈されるべきなのか、多能性マーカーと必ずしもいえないのか、その例で再現できる方法は確立しているのか、等々の点も含めて解説がなされないと、ともかく、STAP現象でのOct4の発現を相対化するためだけに言っているような印象を抱いてしまいます。 
201顔アイコン7/9/25(月) 午前 6:45 [ tea*r*akt2 ] 
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それにしても、検証実験において、2014年8月初めに小保方氏が作製し、多能性遺伝子の発現があったと報告を受けた3例(『あの日)p220』の実験結果を、Ooboeさんが繰り返しの情報公開請求によって得たものが、グラフで示す事ができないデータの形でしかなかった、ということは、忘れてはいけない重要な話だと思います。
その開示データは、依然としてグラフ化ができないまま、Ooboeさんのパートナーさんの手元にあると思いますが、あの小保方氏自身による再現結果が、相澤氏検証実験報告書に然るべく盛り込まれたのであれば、特許出願(補正後の)の、「実施可能性」は、小保方氏自身で実証したことになったはずです。
その開示データのグラフ化の件を、相澤氏に相談できないものでしょうかね・・・。相談はSTAP関連は駄目とはいっても、理研から開示されたデータを単純にグラフ化するための方法、ということだけなのですが・・・。ともかくそのデータは一級資料のはずです。 
2017/9/25(月) 午前 6:47 [ tea*r*akt2 ] 
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米国で特許が認められるかどうかが判明するまで、あと1か月半程度です。泣いても笑っても、それまでに、認容か、継続出願か、放棄か、がはっきりするはずです。審査官との面談録からして、認容となる可能性に期待しますが、そうなれば、改めて大きく取り上げられることになるでしょう。さすがに、これまでの科学者や理研の説明と話が違うぞ・・・とか、理研の特許持ち分放棄はどういうことなのか?・・・といった疑問も出てくるでしょう。
そうなると、事件に関する一連の検証も始まると思います。その際、Ooboeさんのパートナーさんが得ている情報公開結果は、理研の対応に疑義を呈する客観材料にもなると思いますので、時系列に即して生資料を整理して開示されると、真相解明に大きく貢献するだろうと感じます。
ただし、決して主観に走らず(解釈を決めつけず)、淡々と開示資料そのものに語らせる、というほうが説得力があると思います。
検証されるべき論点は、おいおい整理してみたいと思います。 
2017/9/25(月) 午前 7:18 [ tea*r*akt2 ]