理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

婦人公論「小保方晴子日記(2)」を読みました


 婦人公論214日号での、小保方さんの日記の第2回目を読みました。理研退職から10日経った1231日からの日記です。15日まで毎日綴られています。文字通り、「逃避行」ですね。
 フジテレビのカメラマンに追われたことや、電気をつければインターホンを鳴らされるので怖いということで、マンションの部屋から一歩も出られず、電気もつけず、食料も持久戦で10日過ごしたけれども、食料も底をついたため、大晦日の夜に脱出し、車を運転して高速を東に向かい、旅館に投宿した、という内容です。
 内容は、大変な逃避行の世界で、混乱した心身の様子が見て取れますが、ただ一方で、冷静に自分を見る目が感じられます。そして、筆致に、そこはかとなくユーモラスなものを感じさせる部分が少なからずあります。
 
 一般の日記というと、もう少しごちゃごちゃと、感情に任せるままに書いて、第三者からは読みにくく、入り込めないところが少なからずあると思いますが、(多大な関心を持って読んでいることもあるのでしょうが、)小保方さんの日記の場合は、すっと書かれている世界に入り込めてしまいます。日記ということもあるのかもしれませんが、一つの文章が簡潔で短いというのも、その世界にすんなり入り込める要因かもしれません。


 小保方さんの文才は相当なものだと思います。日記の続きは、石川氏による告発など、更に大変な話が綴られているのでしょうから、次が楽しみです、というと何やら不謹慎な気がしますが、続きを早く読みたいものです。