理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

婦人公論で新連載始まる―「小保方晴子日記」

 
 コメント欄で、婦人公論で小保方さんの日記の連載が始まったと教えていただきましたので、発売日の今日、早速本屋で買い求めました。
 
 「小保方晴子日記―「あの日」からの記録」


 とのタイトルですが、初回の今月号(1月24日号)は、昨20161110日~24日までの毎日、日々の生活の様子を綴っています。PRにもあるように、連載開始に当たっての、近況報告的なものです。次号からは、理研退職直後からの日記が紹介される由。
 
 この最近の2週間の日記では、次のような様子が、毎日の日記の中で、様々な表現で綴られています。
 
○マスコミの来襲で、鬱とPTSDの治療が満足にできず悪化の一途だったが、今の家に引っ越して、やっと落ち着くことができたこと。スーバーに出るのも久しぶりとのこと。
○まだまだ本調子ではなく、不安や不眠もある。それでも熱心に料理をしたり、親友と外出して散歩して、太陽の日差しに感動したり、窓外の景色に見入ったり、今まで全くできなかった読書ができるようになって、次に読む本がほしいと思ったりと、回復の兆しがだいぶ出てきた模様(料理とお菓子作りとは、かなり元気をもたらしている様子)。


○米国留学中の友人からのメールがあり、医学部卒業との報告だったが、この友人は、騒動の最中もずっと支えてくれた大切な友人とのこと。
○日本語のテレビは久しく見ておらず、付けた瞬間に眩暈、吐き気等が襲ってくる由。
○横山(恵子)編集長とレストランで4時間食事して話し込む中で、日記連載の話があり、ちょうど、体調がよくなってきて、何かしたいなと思い始めたときだったので、運命のような気もして、不安がせめぎあっているが、友人にも相談して引き受けることにしたとのこと。
 
・・・といったことでして、ともかく、波はあるものの、落ち着いてきて、自分の外に目が向けられるようになり、前向きの気持ちが出てきた、というのは本当に何よりです。
日常的に家族や親友に支えられ、米国留学中の友人が渦中でもずっと支えてくれて、今も交流がある、というのは、心の平衡をなんとか維持する上でどれだけ助けになっただろうか、と想像されます。
 
今の時点でも、マスコミの攻勢からは逃れることができたとはいえ、まだまだ心身の調子に波があるということは、今から1年ちょっと前というのは、どれだけ不調の極致だったかと思いますが、そういう中で、あれだけ詳細を極め、時系列でファクトが整理されている『あの日』を集中してまとめたというのは、驚異的な感があります。
 
ともかく体調もよくなりつつあって、前向きの気持ちが出てきて、新連載が始まるのと期を一にして、BPOでの決定・勧告が出て、小保方氏の名誉回復の一歩がおそらく始まる・・・というのは、何か絶妙な巡り合わせのような気がします。
BPO決定を契機に、いろいろと新たな解明が始まっていき、それが小保方氏の社会復帰の促進剤になればと期待したいところです。
 
次回からは、退職直後から昨年11月初めまでの日記が連載されますが、それは、予想されるBPOでの人権侵害、重大な放送倫理違反決定の事実認定内容を、小保方氏の心理面で裏付けるものになることでしょう。
 
しかしそれにしても、ここまで小保方さんが回復してきたというのは、なんといっても、きっかけは瀬戸内寂聴さんのお陰であり、その寂聴さんの心を動かした『あの日』で見せた小保方さんの筆力、訴求力の賜物です。その寂聴さんにしても、大病して一時はもう駄目だろうと誰しも思ったと思いますが、驚異的に復活して90歳を超えて生きながらえてくれたからこその話です。


ともかく、小保方さんを心配する多くの皆さんへの貴重な近況メッセージとなった今回の婦人公論でした。