理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

理研が情報公開方針を転換!―小保方氏HPの画像・データ、『あの日』記載の実験データが裏付けられるのは時間の問題?


コメント欄で、nnooさんから、
「一研究者プログのライター粥川スレを覗いたら、ooboeという方が、この方のパートナーが、次次理研から重要資料を入手して、資料をもとに、小保方エール派としての根拠を遡りましたら9月あたりから展開されてます。・・・小保方再現性実験時の予備実験7月から10月末までの緑色フィルタ赤色フィルタ分離画像500枚、PCR 遺伝子発現資料50枚を入手して、専門家に見極めの判断をしてもらうため、コンタクト中だそうです。」
 とご教示いただきましたので、早速覗いてみました。
    ↓
 
 そうして、もうびっくりしました。
 あれだけ頑なに、小保方氏による予備実験結果の情報公開を拒んでいたのに、一転して、公開に応じたのですね!!
 公式、非公式とか、情報公開法の上で全く法的に理解できないことを述べて、9月半ば以降の「公式実験」での結果しか公開していなかったものを、7月初めから始まった小保方氏参加の検証実験のデータを予備実験段階のものも含めて開示したようです。
 その経過は、ooboeさんによって、次のように説明されています。
 
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7279. ooboe 20161125 21:19
一言居士さん、
こちらを御覧なられておられる皆様
 
私のパートナーから小保方再現実験7月から10末迄の
ATP による緑色蛍光、と赤色蛍光の、分離画像、全約500枚を
情報公開法、により、理研情報公開担当より開示決定され、届いたとのことです。
 
7月から9月半ば迄の画像は、広報により非公式実験なので、公開しないと
されていましたが、公開担当は、法律に基つきパートナーの開示請求に、応じてくださいました。
 
それには、
小保方氏は、7月再現実験開始間もなく、赤色蛍光がない、緑色蛍光、Stap 様細胞塊の再現に成功していた明確な画像があるとのことです
 
パートナーは、ある専門家から分離画像の見方の説明を受けていますので、確かなものでしょう。
私も、早く見たい!
取り敢えず、簡単に報告しました。
詳しくは、あらためて
 
7280. ooboe 20161125 22:09
パートナーは、
 
小保方ホームページ、開設、の分離画像を見て、そこに、この感覚の事を
典型な例と、表示していたことに着目
ならば他にも、この画像程ではないが、赤色蛍光のない、緑色蛍光Stap 様細胞塊の画像があるんだという事になると!直感
 
そして、小保方手記「あの日」を218ページを読み返したら
7月再現実験開始の頃について
「培養を行う行う実験を開始して数回目、緑色に光る細胞塊を久しぶりに見た時やはり自分がみたものは、幻ではなかったのだと思い、もう一度この子たちに会えてよかったと、久しぶりに肩の力が抜け、顕微鏡を撮ると、その場に倒れこんだ。」
 
この手記が、事実なら、ホームページ画像以外の
死細胞による、自家蛍光でない、
赤色蛍光を発光していない、
緑色蛍光のみの、Stap 様細胞塊画像がたくさんあるはず、だとパートナー閃いたが理研広報は、非公式実験は公開しないとのこと。
 
この7月からの画像を、いかにすれば入手できるか、彼は、情報公開法律という
法律に着目
 
国の機関である理研ですから、情報公開担当の職員は、理研という縛りより
情報公開法に従わなければならぬ、という立場です。でなければ法律違反となる
 
公開法に、公式、非公式という文書区分の定義がないという事がわかりました、
広報の説明に関わらず、公開法に従って開示してもらえた訳です。
 
 
7267. ooboe 20161120 20:29
一言居士様
 
パートナーから
理研より
小保方再現実験時、7月から10月末迄の遺伝子発現定量PCR 生データ約50
届いたと連絡ありましたが、棒グラフになってなくて、訳がわからない
いろいろな項目に数値があり、さっぱり意味わからんとの事。
宝の持ち腐れかな?笑
 
7271. ooboe 20161122 19:10
一言居士様
 
理研より開示してもらったリアルタイムPCR 資料は、メーカーに問合せたら
このデータから、計算ソフトにかければ遺伝子発現量を出せれるとのことでした。
ところが、理研には、文書として残されていない、とのことらしい。
理研には今もソフトはPCR 機器とともにあるはず、いまからでも、ソフトにかけてほしいと、御願いしました。確約は、とれてませんが、、


  • 7311. ooboe
  •  
  • 2016年12月05日 02:00
  • 理研、情報公開担当さんから、情報公開法の手続きにより、開示決定された
    Stap 再現実験における、多能性遺伝子発現PCR 検出データ資料は、
    全部で、15ファイル
    7月14日から10月24日迄
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  拙ブログでは、理研が、小保方氏のHPの画像に関して情報公開請求を受けたのに対して、
  TypicalResultで示された写真3枚は、理研に存在しない。
  類似のものも(理研が)調べた限り、見当たらない
 
理研が公式に公表・保管するデータは検証実験後半からのもので、それ以前のものは理研として正式に管轄していないために、上記のような回答にならざるを得ない』」
 
 と回答したことを、法律的にいかにバカげた、いかに非常識なものであるかということを、以下の一連の記事で縷々述べました。
 (注)一部記事では、「行政文書」と書いていますが、「法人文書」が正しい名称ですから、読み替て下さい。
 
●小保方氏のHPの画像等と理研の情報公開関係
 
 
 この理研の回答は、広報ではなく、情報公開の窓口からなされたものですから、明らかにスタンスを変えたということでしょう。過ちを正したという意味では結構なことですが、遅すぎです。
 
 この当初の理研の回答が、いかに罪つくりなものだったかということは、皆さんご記憶のことと思います。
 小保方氏が開設したHPで、典型的な結果として掲載した画像を、あたかも捏造されたものであるかのような非難が起こり、理研が「存在しない」「見当たらない」と回答したことが、その非難を裏付けるかのような作用をした面がかなりありました。「存在しない」ということだけが、海外にまで一人歩きしていました。
 
 ooboeさんのご説明によれば、7月当初の小保方氏が最初に顕微鏡で見て撮影した緑色発光現象が確認されたらしいとのことのようですので、記録をきちんと取り始めた8月初め(8月1~4日)の実験結果が確認されるのも、時間の問題ではないでしょうか?
 ※ ただ、ooboeさんの説明によれば(7405. ooboe 2016年12月24日 09:57)
開示されたのは、PCR 発現量データ資料は、発現量を計算するためのデータで、発現量そのものではない。棒グラフ化は、このデータを保存している機器のみで可能ですから、保有している理研さん頼んで頂くしか、方法は、ありません。・・・改めて、保有しているバイオラッド社製PCR で、遺伝子発現量の棒グラフ化資料の開示請求手続を取りました。」とのことですので、理研の開示姿勢は、抵抗的な印象です。


 三木弁護士が、小保方氏の説明として述べているのは、あの画像は、「検証実験で撮られ、8月初旬に検証チームで共有されたものである」とのことです。
小保方氏の手記のp220でも、
 
「8月に入って、私が作製した、脾臓由来の細胞をATPで酸処理した細胞塊の遺伝子解析が初めて行われ、5つの細胞塊を解析した中で、3つの細胞塊に未分化状態を示す多能性遺伝子の発現があったというものだった」
 
 とあります。これまで、理研は、この8月初旬の実験結果も、非公式実験との名の下に公開していませんでしたが、ooboeさんのパートナーの方が入手した資料の中には、小保方氏のHPTypicalResultとして示された写真に関するデータも含まれていると、当然考えられます。
 
 小保方氏が『あの日』で言及した2014年8月初旬の実験結果が裏付けられるのは時間の問題になってきたようです。それは同時に、小保方氏のHPの画像、データの裏付けにも直結しますから、名誉回復にもつながることでしょう。
 
 それにしても、今回、ooboeさんのパートナーの方に情報公開されたデータが、もっと最初の請求時点で開示されていたら、その後の生産的でないドタバタはなかったことでしょう。
 一体誰が、非開示決定のゴーサインを出したのか? 通常の行政法人では絶対にあり得ない決定でしたから、責任問題になってもおかしくありません。
 
 こうなってくると、若山氏と知財担当部局との、幹細胞特許出願に関するやりとり(若山研の多くが再現できる旨を記載)の情報公開もしてほしいものです。
 それは、若山氏、若山研挙げての幹細胞研究というのが実態だったことを如実に示すものです。