理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

本日、BPOがNHKをヒアリング中・・・

本日31日は、BPONHKヒアリングをする臨時会合の日ですが、おそらく、今現在(午後8時半すぎ)、まだ続いているかもしれませんね。小保方氏側にも長時間ヒアリングしましたし、いつもBPOの委員会は、夜の9時、10時まで審理しています。

 それで、BPOのサイトをみてみると、別件ですが、5月17日の定例会合議事録では、テレ朝の世田谷一家殺人事件特番への申立てについての審理経過が書かれていました。

「今月の委員会では、申立人と被申立人のテレビ朝日からヒアリングを行った。 
 申立人は代理人弁護士4人とともに出席し、「この番組を見た方たちは、私が著書や講演で述べている半年間にも及ぶ怨恨説の否定の作業と、その過程で見いだした生きる意味について一体何だったんだということになる。そこがぐらつくと、私の述べる悲しみからの再生は伝わらなくなってしまう。悲しみからの再生を決意し、これまで覚悟を持って積み重ねてきた私の活動、私の生き方そのものがこの番組によって破壊されたと感じた。風化を防ぐというもっともらしい目的を挙げ、報道番組だと言われたから真摯に取材に応じたのに、実は興味本位の視聴率稼ぎの番組に遺族役として当てはめられたと感じた」等と述べた。 
 テレビ朝日からは制作担当のプロデューサーら5人が出席し、「事件の重大性、内容から、報道局も加わった。取材方法や事実関係の確認や放送内容をチェックするという体制で慎重を期した。出演依頼時には企画書を提示し、犯人像・犯人動機を元プロファイラーが独自の分析でアプローチするというのがメインの趣旨であるということを伝えた。犯罪被害者遺族である申立人が、番組に出演して、過去の記憶が呼び覚まされ、苦痛を覚える可能性があるということも含み置いて出演の許諾をいただいた」等と述べた。 
 ヒアリング後の審理で、次回委員会に向けて担当委員が「委員会決定」文の起草に入ることになった。」

 ヒアリングでの当事者の主張の概略(本当に簡単な概略ですが)が、一応紹介された上で、「決定」の起草に入る、と書かれていますので、本日のNHKへのヒアリングの後、次の定例会合の議事録あたりで、もしかすると何らかの様子が伺えるかもしれません。
 論点が多岐にわたりますので、すぐにすべての論点について方向性についての意見集約は難しいかもしれませんが、少なくとも両当事者がヒアリングでどういう主張をしたのかの概要は、今回の臨時会合か、次回の定例会合の議事録に書かれるのではないかと想像しています。

 法律家を中心としたBPOの委員会では、理研の調査委や改革委、科学界が視る次元とは異なる次元で視ることでしょうから、どういう判断がなされるのか、注目されるところです。