理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

1月19日のBPOの審理状況と今後の見通し


 BPOの1月19日会合の議事録が掲載されています。


「今回の委員会では前回に続いて起草担当委員が提出した「論点メモ」に沿って各委員が意見を述べた。その結果、次回委員会までに起草担当委員が、論点とヒアリングに向けた質問項目を整理することになった。次回委員会ではそれをもとにさらに審理を進める予定。」

 「論点メモ」による議論は、12月に続いて2回目です。その論点ごとの評価の方向性のコンセンサス作りを続けている段階かと思われます。
 「論点とヒアリングに向けた質問項目を整理する」とのことですので、更に論点の絞り込みと、ヒアリングを通じて評価を固めるための質問項目を作成するということになります。

 そうすると、次回の2月16日の会合で、これらを固めて、次次回の3月にヒアリングを実施、4~6月頃の間に、起草委員による決定文の起草とその審議、7~8月頃に決定、といったスケジュール感でしょうか。
 昨年8月に審理入り決定をしていますので、ちょうど1年後ということになります。

 「1年後」といえば、今回の手記出版が、1月28日付だったのも、あの理研の最初の記者会見の日がやはり同じ日だったということで、その2年後のこの日に、あえて設定したのかもしれませんね。

 決定が出るまでの間に、バカンティ教授の、国防総省のCDMRP採択プロジェクトの成果公表がなされると、空気はがらりと変わると思うのですが・・・。