理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

NHKのニュースは、「放送倫理・番組向上機構」で放送倫理違反に当たる可能性大

今朝のコメント欄で、JISAIさんの以下のご指摘から、テレビ朝日報道ステーション」の不適切編集の放送倫理違反決定を連想して、そのことをコメントしました。
 
[ JISAI ] 2015/4/7() 午前 7:03
自家蛍光確認の事実は、「共著者らとの相談の上で赤フィルターでの蛍光確認を実施していた(が論文には未掲載)。スペクトル(蛍光波長)の測定はしていない」という事のようで、
NHKWEB記事での委員への証言で最初に委員が「色で区別されていました?緑以外の光が出ているかどうか」と色の区別を聞いていながら、
小保方氏発言の「(中略)」の後に「でも、スペクトル(=蛍光波長測定)調べれば簡単に分かりますね?」とそれ以降に赤フィルターに触れていない理由が、
つまり、その(中略)の部分で、赤フィルターでの蛍光確認は行っている事を小保方氏が委員に証言しているという事を示している訳で、
リーク時(或いはNHKでの編集時)にその部分が故意に(知っていて)伏せられ改竄されたということになるかと。
 
[ tea*r*akt2 ] 2015/4/7() 午前 7:27
> JISAIさん
そうだとすると、それは、昨年、テレ朝「報ステ」が、川内原発めぐる原子力規制委委員長の発言を、途中意図的にカットしたり、別の質問への回答にすり替えたりの改竄編集をして、この2月にBPOに「放送倫理違反」に問われた構図と同じですね。かなりの悪質さです。
 
それで、もう少し調べてみました。
 
 いまさらのお尋ねで恐縮なのですが、例の問題のNHKNEWS-webにある
  「『小保方証言』STAP問題の真相」


というのは、実際にニュースとして放送されたのでしょうか? それとも、webサイトだけの解説記事なのでしょうか? 家族に聞くと、NHKで見たような気がするというものの、記憶が定かではありません。

 【補足】3月20日にニュースとして放送されたようですね。
 
「放送」されていたのであれば、テレビ朝日と同様に、「放送倫理・番組向上機構」に申立てをするというのも、選択肢はあるようです。
 
機構の中に3つあって、放送人権委員会は当事者だけが申し立てできますが、放送倫理検証委員会では、誰でも意見・苦情を申し入れることができるようです。それを受けて委員会が判断する仕組みになっています。
 
今回のNHKの記事は、 決定事例の中の川内原発報道の不適切編集と同じパターンですから、視聴者意見として問題提起すれば、それが取り上げられる可能性はあります。
 
 本来は、放送人権委員会で取り上げられるべき案件でしょうが、当事者の小保方氏や弁護団にとっては、そこで余計なエネルギーを使うよりは、再現実験の継続や特許審査に向けた対応等が最優先でしょうから、今回は抗議に留めたということでしょう。
 再現実験がうまくいって然るべく認知されれば、こういった個別の報道に対してだけでなく、過去の一連のバッシング報道や、理研の不正調査報告も全部含めて、逆に批判と見直しの矢が向きますから、現時点では個別の報道について委員会の場で争う選択肢はとらないという判断だろうと思います。
 
 しかし、報道ステーション川内原発報道並みの悪質さのある恣意的・・・というか、改竄に近いかなりの「不適切編集」であることは間違いありません。