理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

1 捏造決めつけに終始したNHKスペシャル「STAP細胞 不正の深層」―ストーリーに都合の悪い材料には言及せず

  
727日放送のNHKスペシャル「STAP細胞 不正の深層」を見ました。
 
【「パパラッチNHK」を彷彿とさせる丹羽氏取材映像】

冒頭のところの一場面で、丹羽リーダーが歩いているところを両脇から至近距離でカメラを回しながら、当の丹羽リーダーは一切応答せず、虚空を睨んだまま歩き続けるところを追い続ける、という映像を無音声で流していましたが、これが、「パパラッチNHK」の取材陣かと思いながら見ていました。
バイクでタクシーを追い、ホテルという公共空間の中で、2台のカメラを回しながら取り囲んで追い回し、エスカレーターで挟み撃ちにし、あげくに小保方氏が逃げ込んだ女子トイレまで女性記者が追いかけてきた、と報じられている様子に、上記の冒頭映像を重ね合わせれば、パパラッチNHKの横暴ぶり、傍若無人ぶりが彷彿としてきます。どういうつもりで、あの冒頭映像を流したかわかりませんが、「私たちはこうやって小保方氏をホテルで取り囲み、追いつめました」と告白しているようなもので、番組スタッフはよほど感度が鈍いのでしょう。聞きたいことがあったといっても、事前申し込みで断りの回答がある中で、あのような強引な取材をしても答えが来るはずがないのは容易に想像できるでしょうに、要するに、「絵」がほしかったというだけのことでしょう。行儀の悪い週刊誌でさえ、あそこまでのパパラッチぶりはめったになく、「これこれの質問書を出したが、いついつまでに回答はなかった」と紹介するのが一般的です。NHKも落ちたものです。
 
さて、番組内容のほうですが、予想通りというか、特段の追加材料もなく、内外の何十名とかに取材したとのことですが、今まで疑問を投げかけてきた科学者らに同じことをしゃべらせて並べただけのもので、科学番組ではなく、社会部の番組として、事前の番組紹介にあったように、「空前の捏造」を印象づけようという意図がここかしこに感じられる代物でした。
特段の追加材料はないことだけでなく、都合の悪いところは触れず、以前の話と矛盾する話をそのまま流している点で、その恣意性が浮き彫りになっています。
ベテランの元NHKアナウンサー山根基世さんの落ち着いた声のナレーションでしたが、山根ファンとしては、こういう番組でせっかくの美声が使われるのは残念な限りです。山根さんのナレーションは、こういう番組にはそぐわず、もっと文化的な分野に適しています。
 
【番組内容】
まず、番組の流れをざっと概観します。
 
○冒頭のほうでは、早速のことながら、小保方氏の「捏造」を印象付ける場面が登場します。
 ・「不正な論文がなぜ出されたのか」
 ・「九大中山教授らの分子生物学会メンバーらが論文を分析したとこ
   ろ、7割以上の画像、データに何らかの疑問が見出された。」→「うっ
   かりミスではすまない」「こういうのはありえない」との発言。
 ・「小保方氏は、CDBの奥まった場所で一人、作業をしていた」(場所
   をクローズアップ)
 
○小保方氏の実験ノート(20103月から3年間分)を入手した話。
 ・酸や酵素で刺激。溶液のPHをさまざま変えながら実験していた様
    子がわかる。
 ・なかなかうまくいかなかったが、若山氏との共同研究1年後に急展
    開。25分間弱酸性の溶液に浸した細胞から、「キメラマウス作製に
    成功」。
 ・実験成功した際の実験や基の細胞をどう作製したかの記述がna
    い。
ハーバード大学教授の談
 ・画期的内容だと思い、トライしたが失敗。バカンティ教授に相談した
    がダメ。
 ・今は、緑に光るのは死んだ細胞だと思っている。
○若山氏らへのインタビューからの展開
・若山氏は残された幹細胞を分析。小保方氏に渡したマウスと、幹
  細胞の元となる小保方氏からの細胞とは、遺伝子が異なることが判明。
・遠藤高帆氏は、3か月かけて遺伝子情報を分析。若山氏が小保方
  氏に渡した細胞には、アクロシンGFPというSTAP研究には必要な
  い遺伝子が含まれていることが判明。
 ・若山氏は、思い当たるところあり。アクロシンGFPを組み込んだマウ
    スからES細胞を作って保管していた。小保方氏は混入を否定。
○小保方研の冷蔵庫での、ES細胞の試験管が多数入った容器の映像。
 ・中身はES細胞。若山研の留学生が作ったもの。山梨大に持ってい
    くはずだったもの。
・留学生「私が直接渡したものではない。なぜ小保方氏の元に?」
・容器の細胞からは、STAP細胞とは異なる遺伝子が見つかった。ES
  では?
CDB竹市センター長のインタビュー
 ・「1%でも可能性があるのであれば、全て解析してから結論を出す
    ことが正しいやり方」
○エリート研究者の責任
 ・ネイチャー1回目、他の2誌に投稿するも、プレゼンのレベル低い、
   データ不十分、ES混入では?との指摘あり。
 ・「論文執筆の天才」の笹井氏が加わり、40点以上の写真、データを
    補強。
  笹井氏「この25年近い中で、もっともインパクトの大きい成果」
分子生物学会メンバー56名の会議
 ・NHKが論文の分析を依頼。
 ・「笹井氏はうまい、手だれ」
 ・論文写真は、別の実験写真をもってきたものがあったが、7割以上
    は何らかの疑義。
○笹井、小保方両氏の間のメール読み上げ
 ・実験の進捗に関する照会応答メール(親密そうな文言が書かれた
    メールを読み上げ)
TCR再構成の話
 ・これがあるとないとでは、根底から話が違ってくる。
 ・これがあれば、キメラが最初の万能細胞から作られた証しだが、論
    文では「調べた」とあるのみで、結果が書いていない。なければ、や
    り直そうということになる。
 ・笹井氏に質問→メール回答「3誌は不十分とは見ていなかったこと
    は確か」「TCR再構成だけで万能性を立証しようという話にはなって
    いない」
○特許出願との関係
 ・近年は、特許出願を並行してするのが一般的。特許がなければ、
    誰も投資してくれない。特許があれば、資金や人も集まる。
 ・STAP特許は、20124月に国際出願。1年内(20134月)に各国
   出願する必要。
○自己点検委員会鍋島委員長
 ・「笹井氏は、一生かけて積み上げたものを、この一つの論文で失っ
    た」
○ネイチャー誌キャンベル編集長に初インタビュー
 ・審査が充分でなかったことを認めた。
・「写真の加工に注意を向けるべきことがわかってきた」(一般論)
○ミシガン大
 ・全ての研究データを保存しており、研究不正調査の際には役立つ。
理研の対応
 ・調べたのは6つの指摘点のみ。内部の疑念指摘に対して、秘密保
    持義務の周知。
 ・川合理事インタビュー
  「真理の探究をすべきと考えている」(組んだ指先の動きを映す)
  「解析には時間がかかるし、一気にできるわけではない」
  「真理を探究するということを言うことを最初から発しなかったことに
   ついての批判であれば、大きな罪だと思うが」
○九大中山教授談
「科学者たちは誰もほとんどちゃんとしたことを検証したり発言したり
 しなかった」「理研が非常に恣意的な調査をやっただけ「「私たちは
防止の努力もしていないし、方法もない」

【補足】以下のサイトに、録画がアップされていました。

 ※ 部分的なナレーション起こしが、以下のサイトにありました。

 
【すぐ気がつく問題点数点】

 さて、この50分番組を見て、すぐに気が付くことが数点あります。
第一は、先般訂正発表された若山氏の手元の幹細胞の分析誤りには直接触れていないことです。解析結果の訂正によって、現時点では、小保方氏から戻ってきたSTAP細胞におけるマーカー遺伝子の種類と場所を再度解析中であること(当初発表の1種類で15番染色体でなかったこと)、小保方氏に渡したドナーマウスで上記特色を示すものが若山研にいたかいないか調査中であること(いた可能性があること)という現状には何も言及していません。そして、次のように、訂正され取り消されたはずの記者会見発表の内容に則して解説がなされてしまっています。以下がナレーションです。
 
「論文への疑問が指摘されて以降、日本でもSTAP細胞があるのか調べ続けている人たちがいます。その一人がキメラマウスを生み出した若山照彦さん自身です。研究室にはSTAP細胞だとして小保方晴子さんに渡され培養した細胞が残されていました。この細胞の遺伝子を解析してみると若山さんにとって予想外の結果が。STAP細胞の作成には若山さんが飼育していたマウスが使用されていたはずなのに、細胞は若山さんが飼育していたマウスの遺伝子とは一致しませんでした。
 
 若山氏は、「若山研由来のマウスによるものではないという、根幹は変わるものではない」と一部プレス等には述べているようですが、その根拠は示されていません。
 遠藤氏が、番組の中でアクロシンGFPについて説明している資料を拡大して見ると、「法医研が15番染色体とした領域」という記載がありますので、若山氏が当初記者会見で発表した解析内容をレビューした結果を基に話していることは想像できます。その資料の記載をみると、岡部研由来マウスであることを、アクロシンGFPの発現状況から示唆しているという趣旨かと思います。
 しかし、岡部研由来マウスが若山研に存在したことは明らかになったわけですし、「細胞は若山さんが飼育していたマウスの遺伝子とは一致しませんでした。」と断定するのはおかしなことです。今まで、若山氏は、岡部研由来マウスのことには一切触れていなかったところに、その存在が明らかになったわけですから、若山研での管理状況、小保方氏へのドナーマウスの手交状況、小保方氏からの細胞受け取り状況、STAP幹細胞の保管状況等の5W1Hの事実関係を明確にしなければ、軽々には言えないはずです。
 それに、そこで言われているのは、すべて若山氏側保存の8株の分析結果についての話であり、理研保有6株の分析結果において、2株は若山研由来の18番染色体だったという発表には触れていません。「都合の悪いこと」なのでしょうか? こういう混在は、諸々の管理状況の混乱を想像させるもののはずです。
 そういう「捏造」ストーリーからはずれる「都合の悪い材料」には触れないで、ましてやジャーナリトとして突き詰めることをしないでこのような断定をするのは、不公正ではないでしょうか?
 
第二はES細胞の試験管容器に関する留学生の「証言」と、若山氏の説明との矛盾です。
小保方研の冷蔵庫にあった「ES細胞」の試験管の入った容器について、番組での留学生の証言は、「私が直接渡したものではない。なぜ小保方研にあるかわからない」というものでした。しかし、若山氏は、616日の記者会見で、「若山研の学生さんが、小保方氏にES細胞を渡していることがわかっている。だから小保方氏は自由にES細胞を使えた状態にあったことは間違いない」旨を述べています。この「留学生」と「学生」の関係が同じなのか別人なのか、よくわかりませんが、同じであれば矛盾することになりますし、違うのであれば、留学生の証言のみを取り上げるのは不適切です。若山氏の発言は、この点でもぶれています。
それに、NHKが以前から報じている「ESと書いた容器」の中身は、15番染色体に光る遺伝子があると報じられていましたが、これは、先般の解析間違いと同様の間違いでしょう。
それと、コントロール用のES細胞があるはずですが、それとの差異、保管状況の差について明確な解説がないままに報じられているように感じます。それと違うのか、違うならどう違うのかなどの事実関係をもっとはっきりとさせる必要があると思います。
 
第三は、小保方氏の実験ノートの記述についてです。番組では、STAP細胞からキメラマウス作製成功までが、日付と成功した旨の記載だけで、その経過が書かれていないと紹介しています。しかし、その過程は、若山氏の担当部分のはずですから、小保方氏の実験ノートに記載されているはずだとすることはミスリードではないでしょうか? 実験成功時に直接使ったSTAP細胞の作製経過が書いていないということも言いたいようですが、その前の実験ノートの映像では、phをいろいろ変えて実験している様子がわかります。そうすると、STAP細胞作製に成功した際のphがいくつだったのかの記載があるのではないのでしょうか? 弱酸性の溶液に25分浸すということは書いてあるわけですから、当然その際のphの数字は書いてあると想像されます。常識的に考えれば、そのphの弱酸性溶液で作ったSTAP細胞を渡したということなのではないのでしょうか?
あたかも、小保方氏の実験ノートの「杜撰さ」のイメージを増幅させる材料に恣意的に使っているように感じられました。キメラマウス作製自体は若山氏に実験ノートを見せてほしいと言えば済むことです。
 
TCR再構成に関して】

 もう一点、番組を見ていて感じたのは、「TCR再構成」についてです。素人にはよくわかりませんが、「TCR再構成があることが万能性の証左」ということが言われるものの、それであれば、35日、理研プロトコル公表の際に、「STAP幹細胞にTCR再構成はなかった」旨発表しても、笹井氏、丹羽氏、小保方氏ともに、それで「研究は間違っていました」ということにはなっていないことがよくわかりません。
 今回のNHKへのメール回答で、笹井氏が寄せた内容の全文を知りたいところです。TCR再構成だけで万能性を立証しようという話にはなっていない」という趣旨のようですが、科学的意味合いを、もう少し解説がほしいところです。映像をみると、そのメールの分量はかなりあるようです。読み取ろうとしましたが、他の写真が邪魔になってよくわかりませんでした。これが、およそ馬鹿げた回答なのか、それとも何らかの別の可能性がありうるのか・・・。分子生物学会の科学者たちに、この再構成が見られなかったことがわかった時点で立ち止まるべきだったとのことで、それはそうなのかもしれませんが、笹井氏の回答内容に即して具体的な反駁がなされるべきではないかと思います。笹井氏は3月のときもそうでしたが、メールという物証として残る形で回答していますから、いい加減なことは言えないはずで、それなりの考えと根拠があるのでしょう。
 論文にある「リンパ球のT細胞を使った」というところが間違いだと、また話しは変わってくるでしょうし・・・。
 
【検証実験、再現実験に対する無理解】

 今回のNHKの番組をみて、竹市センター長の「可能性があるなら全て解析して結論を出す」、川合理事による「真理を探究する」という言葉はその通りでしょうし、捏造だとの非難や処分は、それが終わって他の全調査の結論と合わせての検討の後にすべき話です。
 番組で指摘された理研の対応の悪さは、確かにあります。初動対応を誤った感はあります。外部から指摘された6つの疑問点についてのみで研究不正調査をしようとしたところに誤りがあり、論文全体を対象にした調査として、その一環として、文科省ガイドラインにある通り、嫌疑を晴らす権利としての再現実験をさせて、その結果と、実験ノート、残存資料の解析等と総合して判断することにしていれば、今の時点でこのような騒ぎにはならなかったはずです(それでも騒ぐ人は騒ぐでしょうが)。
 文科省が、早期に調査を行い結論を出せ、という無理な指示をしたことが、理研の迷走の要因になっていると思いますし、調査委が小保方氏からの弁明を十二分に聞かず、公正手続きを踏まずに、しかも強引なありえない定義と未必の故意論で断罪するということをしてしまったこと、そして改革委が(冷静に読めばかなり理不尽な提言と)小保方氏断罪をしたこと等から、「科学的な真理の探究」とは乖離したところで、「小保方捏造」が既定の話であるかのようになってしまいました。理研の検証実験の中間報告さえもない時点でです。
 
【科学的に整合しきれていないES細胞捏造説】

 そもそも、「ES細胞捏造説」で、すべてを説明できていないと思います。その有力根拠の一つとなっていた若山氏のSTAP幹細胞解析結果もいったん白紙に戻ってしまっています。若山研由来のマウスでないとか、ESと書かれた容器の細胞と一致したとかいう材料も間違いで宙に浮いてしまいました。そして、「ES細胞・TS細胞混合説」との不整合、トリソミー説への批判もあります
 kahoこと遠藤高帆氏の遺伝子データベース解析結果についても、誰もその評価、検証はしていないのではないでしょうか? 3か月かけてやったとのことで、その検証は大変でしょうが、一研究者が行った解析をそのまま右から左に所与のものとして、公式に諸々論じるのは奇妙な構図です。若山氏の「中立的な第三者機関」の解析結果が間違っていたということと同じことがないとは限りませんし、そもそもその解析方法が正しいのかについてもネット上では議論があるようですが、それについては一顧だにされていないようです。
 
笹井氏のSTAP細胞説が最有力仮説だという主張への反駁はどんどんすればいいですし、ES細胞捏造仮説に立って主張をするのももちろん構わないのですが、それはあくまで科学的にやってくれ、ということです。仮説という以上は、その補強材料をどんどん集めるとともに、反駁に対する否定材料も提示していき、どちらがより、確証との関係でより整合性、説得性があるかで決まるはずです。ところが、ES細胞捏造仮説は、拠って立つ根拠や材料がバラバラで、それらの根拠、材料を全て整合的に説明できるようにはなっていないように感じますし、それらの材料等も、本当に信頼のできるものなのかもはっきりしません。「信頼できる中立的な第三者機関」に分析依頼した結果が、全くの間違いだったというのが、先日の訂正騒ぎですから、科学的信頼性に乏しいわけです。「科学」だというのなら、すべての材料を整合させる説明をする(仮説を補強する)努力をきちんとすべきだと思います。
 
 【若山氏自身の過去の発言との齟齬】

若山氏自身、今はES細胞捏造説にすっかり傾いてしまっているようですが、自らが2月にCell誌のインタビューで答えた際の内容について、全部否定できる材料がそろっているのでしょうか? 自らが一から作ったSTAP細胞がある、そこからSTAP幹細胞を作った、ES細胞より簡単にできた、ESと対比して明らかに異なる、とまで言っているのに、それが実はES細胞だったということになると、その時のES細胞と対比した若山氏の説明は何だったのか?ということになってしまいます。
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3.STAP細胞に対して自信は持っていますか
Y:私自身理研を去る前マウスの脾臓からSTAP細胞を作る事には成功しています。一度だけですが。その際は小保方氏によく教えて貰いました
ここにきて、友人の何人かが実験の部分的な成功(Oct発現陽性の細胞の構築に成功)のメールをくれました。ですので私は一年以内に誰かがSTAP細胞の構築が成功したとの報告をしてくれると信じています。
4.以前成功したSTAP細胞はmESCsあるいはマウスのiPSコンタミという可能性はありますか
Y:私はSTAP細胞からSTAP幹細胞の作成にも成功していますし考えにくいです。それに129B6GFPマウスからのSTAP幹細胞作成も出来ています。当時ES細胞は持っていませんでした。STAP幹細胞作成時Oct-4強陽性でした。その条件下ではES細胞より簡易に作成できました。さらにmRNA発現の仕方からSTAP幹細胞がES細胞のコンタミでは無いでしょう。
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                                         続く