理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

【乞うご協力】情報公開で入手した予備実験段階の数値データの分析につきまして


 先日の記事で書いた通り、Ooboeさんのパートナーさんが、情報公開請求により、
2016年11月に、検証実験の7月~10月までの遺伝子発現定量PCR 生データ約50枚
を入手されましたが、検証実験報告書や小保方氏HPに載っているような棒グラフになっていないため、どう読めばわからないという状況になっているとのことです。
  ※ 小保方氏HPのグラフ 
  ※ 検証実験報告書のグラフ

 パートナーさんが、公開当時にメーカーに問い合わせたら、このアルタイムPCR 資料は、計算ソフトにかければ遺伝子発現量を出せるとのことでしたが、理研では文書としては残されていないとの回答だった由。
 ※グラフがなければ判断できないと思いますので、それが残されていないという回答は疑問ですが、 
   それはここでは措きます。

  以降1年半の間、陽の目をみないままだったのですが、しばらく前に、「Lさん」という(滞米の?)研究者の方から、計算ソフトにかけなくても、紙データのままでも解析は可能ではないかというご示唆がOoboeさんにあったものの、残念ながらそのままになって今に至っています。

■ しかし今般、FaceBookの「がんばれ小保方晴子先生」のサイトで、とりあえず、予備実験の一番最初の7月14日分の数値データをアップしていただけました。合計7枚あります。

 予備実験データは、7月14日、7月15日、7月29日、7月30日、7月30日、7月31日の6回分です(7月30日の分は2件あります)。
 このうちのどれかに、小保方氏のHPにある遺伝子発現解析グラフの元数値に当たるものがあるはずです。

 今回アップされた7月14日分の数値データの7枚分のリンク先は、以下の通りです。アップ作業をされた楠本英正さんのご尽力で、数字は細かいですが、鮮明に読みとることができます。
      No.1  No.2  No.3  No.4  No.5  No.6  No.7

 ※ アップされているものとしては、これ以外に、STAP細胞塊の発光画像があります(5月5~6日アップ分)。


■ これらのアップされた遺伝子発現解析グラフの元数値データ表から、遺伝子発現解析グラフを作成することができないか? あるいは、グラフでなくても、遺伝子発現の状況がわからないか? という点について、Ooboeさんとそのパートナーさんとが、専門家各位のご協力を切望しておられます。
 そしてそれは、STAP細胞問題に関心のある方々にとっても、注目されるところです。今回の7月14日分がわかれば、残りの分もすべて解析可能になります。

 何かヒントなりともご教示いただければ、それともとに解明に向けた次のステップに進むことができるかもしれませんので、ご知見のある方々のご協力を切にお願いする次第です。


【追記】 Ooboeさんとそのパートナーさんへ
 解明に向けて一歩進めるためのご提案なのですが、理研の情報公開窓口とは円滑な関係を保っておられるとのことですので、次のような情報公開請求ができないでしょうか?

STAP現象の検証結果(スライド資料)のp25に掲載されている「細胞塊毎の定量PCR法による多能性マーカー遺伝子発現解析の例」のグラフの元となる数値データ表を情報公開していただきたい。」

 そうすると、すでに入手されている数値データ表のうちの、公式実験段階の9月25日~10月24日までの9回分うちのいずれかが開示されるはずです。それとスライド資料のグラフ(丹羽氏の実験グラフではありますが)とを対照することによって、グラフと数値データ表との対応関係がわかってくると思うのですが、いかがでしょう?

 その対応関係がわかれば、ロゼッタ・ストーンに刻まれたギリシャ文字をもとに、古代エジプトの神聖文字(ヒエログリフ)が解読されたように、数値だらけの一見意味がわからない表の解読が進むと思うのですが・・。

(注)赤字は、その後修正した部分です。ただ、JISAIさんのご説明ですと、そう単純ではなさそうですね・・・(5月7日記)。