理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

BBRC誌掲載のSTAP現象が確認されたとの論文の件


 hidetarouさん、記事のご紹介どうもありがとうございます。


 

Modified STAP conditions facilitate bivalent fate decision between pluripotency and apoptosis in Jurkat T-lymphocytes

 という論文の件ですが、
 これについては、「有志の会」のコメント欄で、いろいろな情報が指摘されていますね。

 拝見して、びっくりです。 
 「制限」さんが、論文全体の写しをアップされていて、

 これを読んだ「ワトソン」さんが言われるには、
「BBRCですね。生命科学系の伝統ある速報誌として知られています。」とのこと。

 それで論文の著者が言うには、(以下ワトソンさん訳)
「たとえあの2論文が撤回されたとしても、酸処理によるSTAP現象は、癌の分野では魅力的な話だ」
「そこで我々は、JurkatT-ceIlに対して、細胞外における酸性度が及ぼすSTAP効果を再現することを試みた」

 で、結果について、要約部分では、

「Jurkat T-cell(T cell白血病細胞でしょうか)の細胞にSTAP protocolを適応して酸処理してみた。すると、pH 3.3でアポトーシス(細胞死)が起こった(癌細胞だから、そう簡単には死なないのでしょう)。T-cellの酸に対する反応性はOct4発現とは無関係だった。酸処理後、PI 陽性細胞(アポトーシス細胞)と多能性マーカーの一種であるAP染色陽性細胞の割合が増加した。
 ここがもっとも興味深い。AP陽性の多能性細胞は酸処理ストレス下を生き延びて優位に増加した。」

 「制限」さん訳。

「最後に、私たちはこの場を借りて理研の故笹井芳樹博士に深い哀悼の念を表明します。」

 なんか、胸躍る感じがしますね!
 小保方氏の論文に正面から言及し、「STAP」との言葉も使い、小保方氏と笹井氏に敬意を表している雰囲気です。

 それで、てっきり、小保方氏のHPでの修正プロトコルに基づく実験の成果かと思ったら、そうではないんですね。最初のところをみてみると、次のようになっていて、小保方氏のHP立ち上げ前=修正プロトコルの公表前なんですね。2月8日に投稿で、3月8日に受理とのこと。
 3月10日には、すでにネットで読めたということですから、もう1か月以上前にはこの記事はあったわけで、今まで注目されなかったのがまた不思議です。

  • Institute of Pharmacy and Molecular Biotechnology, Pharmaceutical Biology, Heidelberg University, Im Neuenheimer Feld 364, D-69120 Heidelberg, Germany